はじめてのダーマペンで美容医療！施術内容と効果を解説！

ダーマペンは聞いたことがあるけどどんなもの？

ニキビ跡の陥没がとても気になるけど治療できないかしら…

このような悩みを抱いている方は、ダーマペンを聞いたことがあるのではないでしょうか。

今回はダーマペンという医療器具を使用して、ニキビの跡や毛穴が目立って悩んでいる方、小じわが気になる方が施術するとどのような効果があるかお伝えします。

ダーマペンはどんなもの？

ダーマペンはペン状の医療器具の先端に超極細の針が設定されています。超極細針で肌に穴を開けて治療していきます。

最新のダーマペン4は約0. 2mmから3mmまでの深さを刺すことができます。16本の針で刺す速度は1秒間に1,920個を刺し・振動数は120回/秒です。

針を刺す深さは皮膚の状態によりますが、最新技術を駆使したダーマペン4は穴をあける深さを調節でき、素早く皮膚に穴を開けていくことができます。

針で穴を空けていくことにより、肌は再生して弾力を取り戻そうと細胞を活性化させます。そして美しい皮膚を促すことができます。

施術時間は施術範囲によりますが、約20分から40分です。

施術後の皮膚はどのような状態でしょうか。

皮膚はどのように変わるの？

ニキビ跡・陥没した皮膚に針を刺していきます。ダーマペン4は深いところで約2.5㎜から3㎜の位地まで届きます。

皮膚の構造は表皮・真皮・皮下組織から構造しています。

約2mmの位置に基底層(厚さ1㎛)があり表皮と真皮を接着させる役割があります。また病原菌などの侵入を防ぎ、老廃物・栄養物の移動をする大切な膜です。

年齢を重ねると基底膜は弾力やハリ感を失い扁平した構造になってしまいます。そこで今回取り上げたダーマペン4は深さ約3mmの位置まで届くため細胞を刺激します。

皮膚には「創傷治癒」といって再生する力があり、皮膚のターンオーバーの働きを活発化します。

実は真皮にはターンオーバーがないので、陥没してしまったニキビ跡を針で刺で刺すことにより、自然治癒力で活性化させることにつながります。

※ターンオーバーとは、皮膚が生まれ変わる周期のことでおおよそ28日間といわれています。さまざまな研究データにバラつきがあります。

そしてダーマペン4は､真皮部分の繊維芽細胞に針が届くため有効性分の薬剤を導入すると､さらにコラーゲンとエラスチンが活発化して弾力がある肌に導きます。

施術後は

施術前に麻酔用のクリーム(オプションのクリニックもある)を塗るため､刺激などはあまり感じないでしょう。

しかし、肌に赤みと腫れを感じる方や、一時的に薄皮がはがれる人もいます。施術前の肌の状態によっては、診断時に了承を得て深く刺すこともあります。

その場合は少量の出血を伴いますが、医療従事者が処置を施してくれるので安全です。注意点として施術後の当日はお化粧やお風呂に入ることはできません。

次は気になる料金をお伝えしましょう。

治療費の目安は

ダーマペンの施術は､美容医療となり医療保険が受けられない自由診療です。各クリニックによって金額設定があります。

そこで大手クリニック3院を比較しておおよその金額を把握しましょう。

下記の表はダーマペン4の基本料金です。

ダーマペン4か3の違いや、美容効果がある薬剤をオプションすると金額がアップします。クリニックによってはトータルパック料金や麻酔クリーム代が別料金などさまざまです。

また、回数設定しているクリニックがありますが、初回限定料金があるので体験してから契約するのもいいですし、ニキビの陥没した穴は数回通院しないと治りづらいことを念頭に置いてパック料金を比べてみましょう。

支払方法は各クリニックにより違いはありますが、現金・クレジット・デビットカードまたメディカルローンがあります。

まとめ

はじめてダーマペン4を施術するのには勇気がいることと思います。

皮膚に針を刺すことで「創傷治癒」という自然治癒力を利用して、肌を構成する真皮に働きかけます。

それによりコラーゲンとエラスチンを活性化させて、肌を美しく表現できるのが現代の美容医療です。